新型コロナ感染症の対策としてこれまでほとんど必須だったマスクの着用について、政府は3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねる方針を決定しました。これについては、「やっとマスク生活から自由になれる」と考える人もいれば、「まだマスクをはずすのは不安…」という人もいますよね。 中には、マスクをすることに慣れすぎていて、素顔を見せるのが不安といった声もあると聞きます。 この感染症が始まったころ、得体の知れない感染症への恐怖、罹患してしまった場合のまわりの人の反応におびえ、行動範囲がせばまり、世の中も本当に不活発なことになりました。感染症は婚活にも大きな影響を与え、ZOOMなどのオンラインツールを使ってお見合いやデートをすることが当たり前になったり、対面のお見合いも最初の挨拶の時にマスクをはずすぐらいで、あとはずっとマスクをつけたまま。 今回の政府の発表を受けて、世の中の多くの人たちがマスクを一斉にはずすのか、それとも屋外であってもマスクをつけたままの人が大多数を占めるのかはまだ不明。まわりの人たちの様子を見ながら、自分の対応を決めたいという人が実は大多数なのではないかと思います。 さてさて、これからの婚活はどうなるのでしょうか？ オンラインを使ったお見合いはこのまま存続するのではないでしょうか？なんと言ってもオンラインお見合いはわざわざ出かける必要もなく、周囲の目を気にしながら初対面の人とお茶を飲む必要もなく、実に手軽にお見合いをすることができるのですから。 それでは、対面でのお見合い時のマスクはどうしたらいいのでしょうか？お相手がマスクの着用に関してどんな考えなのかが不明なので、とりあえずはマスクをしておくのが無難だと思うのです。自分自身にマスクは不要という強い考えがある場合には、あからじめ担当のカウンセラーにそのことを伝えておくのがいいと思います。そうした考えであっても、お相手がマスク派であれば、そこは柔軟に受け入れることーこれは必須です。マスクについての考え方は、社会的立場や生活環境によっても本当に人それぞれで、これからその考えが変わることもあるのですから。マスクの有無が価値判断の大きな要因になるのは勿体ない。結婚には人柄であるとか人生観など、もっと重視すべき点がたくさんあるはずです。 ただ、これからしばらくの間はマスクのお世話になる時期があったとしても、だんだんとマスクをしないことの方が多くなるはず。今のうちに歯のクリーニングやホワイトニングをしたり、笑顔の練習をしておくのがいいと思うのです。「笑顔にまさる化粧なし」と言うではありませんか。
